タロットカードって
色んな種類もありますし
一枚ずつもとっても綺麗で
どれほど見ても飽きないなぁって思います♪
タロットは、貴族たちの
娯楽として作らせていた時代もあり
エレガントで華やかな絵画が
78枚集められたようで
たまらない気持ちになるようなものもあります。
色々なデッキもある中で
私は、トートタロットをよく使っていましたが
トートが苦手だという人には
ライダーや
アクエイリアンを使うこともありました♪
そして、レッスンでは
優等生な感じ満載の
ライダーを使っています。
ワークショップや
レッスンをしていると
受講生の方たちから
「塔のカードが出てくると
ギクッとしてしまって・・・」
ということをよく聞きます♪
この絵柄、
ギクッとしますよね。
色合いのコントラストもきつい感じですし
背景の黒と黄色のバランスも
なんだか緊張感を感じます。
書店に並ぶテキストにも
「事故」
「自分ではどうにもならない災難」
「自己破産」
「破綻」
「病気になる」
等々
遠慮ないキーワードが並んでいます。
おっかなすぎて
本を閉じたくなるほどですよね。
確かに、良いことがありそうな感じはしません・・・
でも、
「塔」
このカード、そんなにおっかないことばっかりでも
無いんです。
「塔」は、
ただ、何かが起こるわけではないのです。
過去に自分自身が
人生や周りの人たちと
どう向き合って
どう生きてきたのか?
それを「神」「宇宙」に問われ、
向き合い直さざるを得ないような
流れを感じるのです。
過去と向き合い、
自分と向き合い
外側でなく、
その答えを自分の中に見つけた時
これまでと違う景色が見えるようになるのです。
それは、
これまでの価値観を
強制的に壊すような
膨大なエネルギーが必要な
事かもしれません。
でも、ただ怖い
ただ嫌だと感じるような
安っぽいものではないのです。
なぜなら、人知を超えた
エネルギーによって
引き起こされる気付きへつながる
出来事だからです。
だからこそ、
塔の次は、
「星」のカード。
ちゃんと、
希望が見えてくる。
そんな流れが用意されているのですね♪
びっくりすることがあったら
「次は『星』に出会えるんだ♪
希望の光の前兆だ♪」
そんな風に思えたら素敵だなと
思います。